農家インタビューテスト

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─ 農家プロフィール ─

たなか こういち

田中 恒一さん

田中農園

  • 所在地:滋賀県守山市
  • 農業歴:18年
  • 作物:トマト(ハウス栽培)

Q. なぜ農業を始めたのですか?

建設業で働いていましたが、自分の手で何かを作る仕事がしたいと考えるようになりました。実家が農家だったこともあり、30歳のときに農業を継ぐ決断をしました。

ただ、最初からうまくいったわけではありません。米と露地野菜を中心にやっていましたが、天候や価格の影響を大きく受けて、収入が安定しませんでした。

Q. どんな作物を育てていますか?

主にトマトを栽培しています。

  • 品種:桃太郎、フルティカ
  • 旬:12月〜6月

実は小ぶりですが、糖度が高く、味の濃さを評価していただくことが多いです。

Q. 現在の栽培で大切にしていることは?

「土をつくること」です。

一般的には液体肥料を使った管理が多いですが、うちは有機物をベースにした土づくりをしています。微生物の働きを活かして、根がしっかり育つ環境を整えることを重視しています。

即効性はありませんが、味と品質は安定してきました。

Q. 農業を続ける中で転機になったことは?

施設栽培に切り替えたことが大きかったです。特にトマトは年間を通して出荷できるので、経営の安定につながると考えました。

ただ、最初の数年は失敗の連続でした。水や温度の管理がうまくいかず、収穫量が半分以下になった年もあります。

その中で見直したのが「土」です。設備や技術よりも、まず土の状態を整えることが重要だと気づきました。

出荷はどのようにされていますか?

年間で約12トンほど生産しています。

出荷先は以下が中心です。

  • 地元の直売所
  • 滋賀県内の飲食店
  • 一部個人販売

できるだけ地元で消費してもらうことを意識しています。

年間スケジュール

春(3月〜5月)
仕込みと立ち上げの時期
ポイント
  • 苗の定植(植え付け) 温度
  • 湿度管理の調整
  • 生育初期の管理(最重要)

春は一年の基盤をつくる時期です。土の状態を整え、苗を植え付ける作業が中心になります。この時期の土づくりが、その後の収穫量や品質に大きく影響します。

気温が安定しないため、成長のばらつきが出やすく、管理の判断が重要になります。特に水分量や温度の調整を誤ると、その後の生育に影響が残るため、細かな観察が欠かせません。

夏(6月〜8月)
管理とリスク対応の時期
ポイント
  • 水管理(過多・不足の調整)
  • 病害虫対策
  • ハウス内の高温対策

夏は生育が最も進む時期であり、同時に管理の負荷も高くなります。気温の上昇により作物の成長は加速しますが、水分管理や病害のリスクも増えます。

特に近年は猛暑の影響が大きく、ハウス内の温度管理や水やりのタイミングが収量と品質を左右します。作業量も増え、体力的にも厳しい時期です。

秋(9月〜11月)
安定と収穫の準備
ポイント
  • 生育の安定期
  • 出荷量の調整
  • 次作の準備

秋は収穫のピークを迎える時期であり、一年の成果が現れます。収穫と出荷が重なるため、作業は最も忙しくなります。

同時に、次の作付けに向けた準備も始まります。収穫後の土壌を回復させるための処理や、次作に向けた計画もこの時期に進められます。単に収穫するだけでなく、次のサイクルへの移行が重要になります。

冬(12月〜2月)
収穫と最も神経を使う時期
ポイント
  • 設備の点検・修繕
  • 来期の計画立案
  • ハウス栽培の管理(作物による)
  • 出荷(冬作物)

冬は比較的作業量が落ち着く時期ですが、農業において重要な準備期間でもあります。設備の点検や修繕、来期の作付け計画など、次の一年を見据えた作業が中心になります。

施設栽培の場合は、冬場の温度管理が難しく、暖房や湿度管理に細心の注意が必要です。外作業が減る一方で、内部管理の精度が求められる時期でもあります。

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Q
消費者に一番伝えたいことは?

見た目だけでなく、どういう環境で育ったかも知ってほしいです。
土や水の状態がそのまま味に出るので、そこにこだわっています。

Q
これからの夢は?

地元の人にもっと食べてもらえる形を作りたいです。
直売の割合を増やして、顔が見える関係の中で販売していきたいと考えています。

購入できる場所

草津あおばな館
住所滋賀県草津市下笠町3203番地
営業時間9:00~17:00
定休日火曜日
駐車場普通車80台
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